稼げるキーワードが枯渇することに対する漠然とした不安

キーワードの枯渇

大半のキーワードが先行組アフィリエイターに牛耳られている…

わたしたち後発組が、アフィリエイトをスタートするときに、ある事実を知って絶望的な気持ちになることがあります。その事実とは、ほとんどのキーワードで大量のアフィリエイトサイトが既に存在していることです。 

商材等でアフィリエイトノウハウを学び、モチベーションが高まり、いざ参入マーケット(キーワード)を調べてみると、無数のライバル(先行組)が既に数多くのアフィリエイトサイトを運営しています。この事実には、相当ショックを受けると思います。この時点で、アフィリエイトビジネスを諦めてしまう人も多いのではないでしょうか?

  • 「今から参入しても、遅いのではないだろうか?」
  • 「今さら、先行組に打ち勝つことなど不可能では?」
  • 「自分が狙うべきジャンルで、上位表示させることは不可能では?」

暗澹(あんたん)たる気持ちになります。

一瞬にしてキーワードが食いつくされる恐怖

私自身もアフィリエイトビジネスに参加を決めた時に、マーケットの現状を知り、かなり驚きました。いままで気にもとめていなかった検索結果でしたが、実は検索結果の大半がアフィリエイトサイトだったとは…!

私にはアフィリエイターがイナゴの大群に思えました。ひとたび、新しい商品やサービスがリリースされると、アフィリエイターというイナゴの大群が一気に押し寄せ、マーケットを食い荒らします。彼らが通り過ぎた後には、何も残っていない、という印象です。ペラサイトを含めた無数のアフィリエイトサイトが乱立し、あっという間にキーワードが食いつくされます。

あらゆる商品・サービスでアフィリエイトが展開され、Yahoo!やGoogleに何かのキーワードを打ち込めば、検索結果の大半をアフィリエイトサイトが占めているという状態です。なんだか薄ら寒さを感じます。

大手アフィリエイターが牛耳るビッグキーワード

私がアフィリエイトに参入したとき(2012年2月)、大半のビッグキーワードが先行組アフィリエイターに牛耳られていることを知り衝撃を受けました。キャッシング、転職、FX口座開設などのビッグキーワードなど。これでは、参入の余地がない…とさえ思いました。

特に法人として組織的にアフィリエイトビジネスをしているような所では、圧倒的な数の非リンクサイト群(無料ブログ等)を所有し、そのパワーで確固たる不動のポジション(上位表示)を手にしています。彼らの牙城を崩すことは容易ではありません。…と、ここまでネガティブなことを書きましたが、現在の私は、この現状に絶望しているわけではありません。

キーワードは出尽くしたのか?

さすがに、わたしたち後発組がビッグキーワードを始めとする稼げるキーワードに参入することは現実的ではありません。わたしたちが狙うべきはスモールキーワードであり、よりニッチなキーワードです。

そして、スモールキーワード(複合キーワード)やニッチキーワードは、日々生まれています。なぜなら日々新しい市場が作られ、毎年流行が生み出されているからです。日本の経済が活動を続ける限り、新たな市場は毎日生まれ続けるでしょう。新たな商品やサービスが発売されれば、そこに新たなキーワードが生まれます。

さいわい私達アフィリエイターは、新たに市場を作る必要も流行を生み出す必要もありません。作られた市場や生み出された流行に便乗するだけでOKです。とても素晴らしいビジネスです。

ビッグキーワードは大手にまかせておけばいい

ビッグキーワードは、大手・先行組にまかせておけば良いと思います。ビッグキーワードで上位表示できれば、信じられないほどのアクセスが集まり、ほうっておいても大量のコンバージョンが発生します。

しかし、ビッグキーワードにおいて上位表示を維持することは、想像以上に大変です。他の大手も虎視眈々と上位表示を狙っているからです。上位は安泰ではないのです。気を抜く暇もありません。

常に順位を気にしリンクも送り続け、様々な施策を施し続ける…疲れませんか?それよりも、のんびりとスモールキーワード・ニッチキーワードで、楽しくアフィリエイトをしたほうが、何倍も楽しいと思います。

集客スキルはキーワード戦略だけではない

私が実践するパワーアフィリエイトでは、キーワードはそれほど重要ではありません。むしろキーワードを意識しないでコンテンツを作成したほうが、良い記事が書けると考えています。ユーザーにとって価値の高い記事を書き続けるだけで、必要とされるキーワードは自ずと文章の中に含まれます。

また価値の高い記事は、放っておいても拡散され多くの人に共有されます。今はそういう世の中なのです。拡散・共有される流れで被リンクが獲得でき、さらにSBM(ソーシャルブックマーク)でも共有される。結果的にYahoo!やGoogleなどの検索エンジンに依存しない集客が可能になります。

詳しくは以下の記事をお読みください。

集客スキルはキーワード戦略だけではないということを覚えていてほしいと思います。

集客スキルがあれば一生食いっぱぐれない

次々と新しい商品・サービスが生み出される日本に、わたしたちは住んでいます。そのおかげでビジネスチャンスは無数にあり、一人ひとりが食べていけるには十分すぎるほどのマーケットが存在します。

次から次へと新商品が生まれる世界で、自分が集めたいターゲットをネット上から思いのままに集めることができる技術があれば、まず食いっぱぐれることはありません。新商品を必要としているターゲットをネットで集客し、商品を紹介するだけで生計を立てることが可能になります。一家4人程度を養っていけるだけの収入は、十分すぎるほど確保できるでしょう。

アフィリエイトがなくなっても生きていける

極論ですが、仮にアフィリエイトビジネスが衰退もしくは消失しても、集客スキルさえ身に着けていれば、ネット上であらゆるビジネスが可能です。

A8やインフォトップを始めとするASPも、いつ消える(倒産する)するかりません。3年後や5年後が全く予測できない世の中です。でも、集客スキルがあれば、それほど心配することはありません。ネット上でモノを売りたい人(法人)は、無数に存在します。彼らは、ネットでの集客方法が分かりません。ターゲットを集客するノウハウ(キーワード戦略)がないからです。

集客スキルは、ネットがインフラの一部と化した今の世の中において、最高の価値があります。集客を代行してあげるだけで、そのままビジネスになってしまいますね。成功報酬で集客すれば、立派なビジネスになり、十分食べて行けます。

もちろん、自分で何かを売っても良いと思います。ネット上から必要としている人を集めるスキルがあれば、容易にターゲットを集めることができます。必要としている人を集めて商品を提供するだけですので、誰にでも物販が可能になります。新商品名で集客しなくても、キーワード戦略を使ってターゲットの悩みに訴求することができれば、濃いターゲットを集めることができます。

そもそも”新”商品名キーワードは、世の中に認知されない限りネットで検索されることはありません。新商品の商標キーワードよりも、悩みの深いキーワードで集客するほうが効率的です。

リストだって集められます

商売人にとって最大の財産は顧客名簿である、といわれています。たしかに顧客名簿(リスト)があれば商売は安定するし、うまくいくでしょう。メルマガも同様ですね。大量のメルマガリスト(購読者)を持っていれば、メールを1通送るだけでお金を生み出すことが可能になります。

私はメルマガを発行していませんので、リストは1つも所有していません。でも、いざとなればいつでもリストを集める自信があります。運営する複数のサイトにおいて大量のアクセスがあるからです。(3サイト合計で約10,000アクセス/日)

そのアクセスをメルマガ登録に誘導するだけで、容易にリストを手にすることができます。しかも、新規ユーザーは毎日、全体の40%程度存在します。リスト構築は難しくありません。

結局リスト集めも、最初に集客スキルありきだと思います。自分が集めたいターゲットを、ネット上から意のままに集めることができる技術があれば、リスト集めは簡単だと思いませんか?リストを買うような愚行はせずに、無料で非常に濃いリストを構築することが可能です。しかも、継続的に集められます。

集客スキルがいかに重要か? 考えれば考えるほど、その重要性・必要性に驚かされます。極論ですが、アフィリエイトビジネスは、集客スキルを学ぶための手段にすぎない、とさえ思っています。

まさに、パソコンひとつで世界中どこにいても、いつでもキャッシュを生み出すことが可能です。私自身は3年〜5年後を見据えて、集客スキル修得を目指しています。

補足:コピーライティングスキルについて

先日の記事の感想をいただきました。

コピーライティングスキルも重要なのではないか?というご意見です。たしかにアフィリエイトにおいて、コピーライティングスキルは重要です。

コピーライティングスキルは、比較的容易に身につけられると思っています。ターゲットに強く訴求し、アクションを起こしてもらう文章を書く技術は、ある程度体系化されています。古くから研究されている分野なので、様々な書籍も出版されています。

多くの情報商材のレター(販売ページ)をチェックすれば、訴求力のあるコピーをたくさん目にすることができます。書籍や実際のレターを学べば、誰でも比較的容易に身につけられるスキルです。書籍を買わなくても売れている商品のレターを毎日書き写せば、1ヶ月程度で訴求力のあるコピーが書けるようになります。

ですので、集客スキルと比べて、修得にそれほどハードルが高いとは考えていません。