書評『Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話』

書評『Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話』

250円で”個人WEBメディア”の構築と運営ノウハウが学べる

本のご紹介です。

Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話

『Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話』 250円

Kindle本の紹介サイト「きんどるどうでしょう」の管理人が書いたオウンドメディア(自社媒体)運営論です。

オウンドメディアの構築と運営に関する実践的ノウハウが満載で、パワーアフィリエイトサイト構築の参考になります。250円と格安ですので、是非一読をお薦めします。

作者は「きんどるどうでしょう」というWEBサイトを運営しており、このサイトだけで相当額の報酬を獲得されています。具体的な金額の記載はありませんが、Kindle本の販売のみで生計を立てているようですので、毎月数十万円はくだらないと思います。

作者はこのサイトのみで「億」を狙っているそうです。

週末副業で10万円とかじゃなくて、どうやれば億まで届くかを考えているので、基本的にフルタイム以上の労働が前提となっています。

息をするように更新する

「きんどるどうでしょう」を見ると、その更新頻度に驚かされます。1日に3〜4記事更新を毎日続けています。

二、三日に一記事?土日は休み?何年かけてメディアを成長させる気ですか。一日でも早い成長ペースに乗せるために、序盤に地獄を見たほうが後からサイト運営は楽になります。息をするように更新しましょう。更新こそが人生です。

更新こそが人生!名言です。

私が実践するパワーアフィリエイトは、WEBメディアの構築と非常に性格が似ています。定期更新によりサイトのファンを増やし、読者とラポール(信頼関係)を築き上げ、その延長線上で商品・サービスを紹介するというスタイルです。ですので更新頻度は、少ないより多いに越したことはありません。

いつ更新するかわからないブログよりも、定期的に(できれば毎日)更新されるブログのほうが、アクセスを集めやすいことは自明の理です。接触回数(リピート回数)が増えれば、信頼性・好感度がアップすることは科学的にも証明されています。

更新しないメディアはただのゴミです。

「面白くて金になる」がメディア運営のコツ

作者は、個人がWEBメディア運営を継続するために必要な要素として「面白くて金になる」ことが重要だと述べています。

面白くて金になる、それがメディアを続けるために必要なこと

まず、面白いだけだと作っている側やユーザーは楽しいかもしれませんが、人や組織は維持できないです。世の中の多くの面白いはそれを支えるためにジャブジャブとお金が注ぎ込まれたり収益をあげています。

だから面白いを続けるためにお金を稼ぐ必要があるのですが、前提として細かいところで異論はあるでしょうが、お金を稼ぐだけなら投資が一番早いんですよ。

メディアは読まれることで始めて存在するものですから、読者の方をちゃんと向いて、かつお金になるようなことをしたほうが良いよなと思うわけです。読者にとってもつくり手にとっても広告主にとっても面白くて金になる、どうせやるならそんなメディアを目指したいものです。

同感です。アフィリエイトも、純粋にお金だけを目的とすればもっと手っ取り早く報酬を手にする方法はあります。ブラックSEOなどがそうですね。キーワード戦略によりサイトを作り、飛ぶことを前提にリンク構築をしていき、あとはとにかく圧倒的な作業量で進めていく…外注を使ってネット上にキャッシュポイントを大量にばらまくという手法であれば、比較的早く報酬を得ることは可能です。

ただ、それだけでは面白くないと私は思うのです。自分も楽しみつつ、読者も楽しませ、かつお金も手にすることができる、そんなビジネスがしたいと常々考えています。だからパワーアフィリエイトという手法にたどり着いたのだと思います。

自分でWEBメディアを運営することの楽しさ、そしてユーザー(読者)からの反響も実感として得られる喜び、さらに広告主の利益を増やすことで結果的に報酬を手にすることができるという、まさにWin−Win−Win「売り手良し」「買い手良し」「アフィリエイター良し」の三方良しが実現できます。

自分が楽しくてお金も儲かってユーザーさんに感謝されて一石三鳥くらいになっています。

コンテンツアフィリエイトでメディア運営を目標にするならば読んでおいて損はない一冊です。