アフィ業者が「神(Google)」相手に勝てない戦いを挑む

 

アフィ業者が「神(Google)」相手に勝てない戦いを挑む

アフィ業者が「神(Google)」相手に勝てない戦いを挑む

セキネット vs グーグル

アフィリエイト業者の株式会社Sekinet(セキネット)が、Googleを相手取って裁判を起こしました。

自社名(株式会社Sekinet)をGoogleで検索すると「詐欺」「悪徳情報商材」などの検索結果が表示されてしまい、会社の企業価値が下がってしまうとして、検索結果の表示(242件)を削除するよう東京地裁に提訴したのです。

一方のGoogleは「検索結果の表示にはなんら問題がなく名誉毀損には当たらない」として全面的に争う姿勢を見せています。

東京地裁での第1回口頭弁論は10月7日におこなわれた模様です。

検索結果削除求めグーグル提訴
社名入力で「詐欺」と表示

2016/10/7 20:54

インターネット検索サイト「グーグル」で自社名を検索すると「詐欺」などと表示され名誉が傷つけられるとして、東京都港区のインターネット関連会社が検索結果242件の削除を求め、東京地裁に提訴していたことが分かった。第1回口頭弁論が7日開かれ、グーグル側は請求棄却を求めた。

訴状によると、社名や社長の名前を検索画面に入力すると、「詐欺師」「だまされた」との結果が表示され、社会的評価が低下するとしている。

グーグルは取材に「本訴に伴い行った調査では、国民生活センターに、原告に対して複数の苦情が寄せられていることが判明している。引き続き裁判で争う」としている。

引用:共同通信

株式会社Sekinet(セキネット)がどのような会社であるか私はよく知らないのですが、広告代理店として主に投資系などの高額情報商材のアフィリエイトをおこなっていたようです。

投資塾を始めとした情報商材は高額のものが多く、価格と中身のバランスが取れていない情報商材も少なくありません。その結果、購入者の苦情がネット上に残ってしまったのでしょう。

株式会社Sekinet(セキネット)としては、あくまで自分たちはアフィリエイト(広告宣伝)として集客の手伝いをしただけで、自社が悪評を立てられることはお門違いだと考えているわけです。検索結果に表示されている悪評は真実ではなく、会社の信用を著しく低下させるとして検索結果の削除を求めたというのが裁判までの経緯です。

Google「消さないよ」

対してGoogleは、以下のように反論しています。

  • 検索結果は単語の羅列にすぎない
  • 検索結果の内容は、公共性と公益性があるので名誉毀損にはならない
  • セキネットに対する相談が国民生活センターに多数寄せられている

つまり、「検索結果には公益性があるから消さないよ。しかも、あなた実際にトラブルも起こしてるでしょ?」ということでしょう。

10月7日の第1回口頭弁論終了後に、Googleは以下のようにコメントしています。

「本件は、情報商材を取り扱う事業者のレビューや口コミ等に関する検索結果の削除を求めた案件で、本訴に伴い行った調査では、国民生活センターに、原告の事業者に対して複数の苦情が寄せられていることが判明しています。Google では人々の知る権利に貢献するという観点から、引き続き裁判で争います

引用:BUZZFEED

株式会社Sekinet(セキネット)に勝ち目はないか…

検索の神「Google」に堂々と戦いを挑んだ株式会社Sekinet(セキネット)ですが、はたして勝ち目はあるのでしょうか?

全ての検索結果に公益性はあるのか?という点が今回の裁判の争点になると思いますが、なかなか難しい判断が求められそうです。事実であれば反論の余地もありませんが、事実ではないことであっても、ネット上では真偽を見定めることが難しいものです。大半の方は、書かれていることを確かめもせずに鵜呑みにしてしまうことが多いでしょう。それをGoogleは「公益性」という言葉ではねのけて良いのでしょうか。

Googleも簡単には「削除します」と言えない事情もあるでしょう。一度でも事例を作ってしまえば削除依頼請求が山のようにくることは目に見えています。ここは徹底的に争うでしょう。そうなれば、株式会社Sekinet(セキネット)側に勝ち目はないように思えます。

裁判がどのような判決を下すのか、私は非常に興味があります。今後の裁判の行方を見守りたいと思います。

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