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DeNAのウェルク問題が「健康食品EC業界」に暗い影を落とし始めた

DeNAのウェルク問題が「健康食品EC業界」に暗い影を落とし始めた
DeNAのウェルク問題が「健康食品EC業界」に暗い影を落とし始めた

DeNAのウェルク閉鎖が健食EC業界を揺さぶる

健食EC事業者にとってキュレーションメディアは、販路拡大に欠かせないパワフルな広告媒体だったようですね。

そんな中、DeNAのウェルク問題が勃発。

2017年に入って徐々にその影響が健食EC業界に暗い影を落とし始めています。相次ぐキュレーションメディアの閉鎖(記事非公開化)によって、主力の集客ルートが閉ざされ、広告戦略の方向修正を余儀なくされています。

以下は日流ウェブからの記事です。

健食EC業界/キュレーション問題が直撃/アフィリエイトにも厳しい視線

2017/01/26 日本ネット経済新聞 News

ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営していた健康・医療情報メディア「WELQ(ウェルク)」の掲載記事に無断転用や内容の誤りがあったことに端を発した「キュレーション問題」が、健康食品EC事業者にも影響を与えているようだ。同問題を受けて、広告媒体として機能するネットメディアが減少したり、媒体社の広告査定が厳しくなったりしている。そんな中、健食EC事業者にとっての有力な集客源である「アフィリエイト広告」にも厳しい視線が集まり始めているようだ。

今までうまくいっていた、広告施策がDeNA問題以降通用しなくなってきている――健康食品通販や通販コンサルタントを手掛けるFor‐S(本社東京都、田中章義社長)の本多雄一コンサルタントはこう嘆く。キュレーションメディアが相次いで記事の非公開化を進めたことにより、集客に苦労する健食EC事業者が出始めているようだ。「キュレーションメディアを広告媒体として活用していた健食EC事業者は少なくない。有力な集客源が減少している状況だ」(本多氏)と言う。

「今回の件を受けて媒体社の広告査定が厳しくなっている」(同)とも指摘する。情報の正確性やコンプライアンスに対する姿勢が強化されたことにより、一部の広告について、以前のようには出稿できなくなったケースもあるようだ。「従来型の施策が使えなくなりつつあり、集客や広告施策の戦略を練り直さなければいけない状況になってきている」(同)と話す。

引用:日流ウェブ

ウェルクには、裏付けの不確かな健康法が記事として多数公開されていました。その中にいわゆるステマ記事(広告記事)として様々な健康食品が紹介され、アフィリエイトリンクを経由して送客をおこなっていました。

2016年6月のウェルク利用者数(スマホ)は、なんと631万人(ひと月)です。1日に直すと21万PV/日です(参照:宣伝会議アドタイ)。これだけの集客力そして送客力を持った媒体が一瞬で消えてしまったわけです。広告主、特に健康食品事業者にとっては大きな痛手でしょうね。

無法地帯のアフィリエイト業界も自主規制を余儀なくされる?

さきほど引用した記事には気になる部分もあります。

「ASPが自主規制を厳しくするのでは」
本多氏は、今後アフィリエイト広告にも影響が出てくると危惧する。「大前提として、アフィリエイトの現場は今までが無法地帯すぎた。医薬品医療機器等法(薬機法)に抵触しかねない内容のものが氾濫しすぎていた」(同)としている。「アフィリエイトが抱える課題と、件のキュレーション問題の本質は同じではないか」(同)と言うのだ。

ウェルク問題によって顕在化したデマ記事キュレーションサイトの存在は、消費者に対してはそれほど大きな影響を与えないでしょう。アフィリエトもまた然りです。騒いでいるのは情報に敏感な人達だけです。

ただ業界にとっては、自主規制という名の下の様々なルール改編を行なう大きなきっかけとなったことは間違いありません。これまでの不当なランキング表示や薬機法に抵触する記事の排除だけでなく、今後はより厳しいルールがアフィリエイト業界にも課せられるかもしれません。

業界とともに各々アフィリエイターの姿勢が問われる時代になりそうです。