弱者のためのキーワード戦略

弱者のためのキーワード戦略

様々な”思い”に応えるためのキーワードを探す

私が実践しているパワーアフィリエイトにおいては、キーワード戦略はさほど重要ではありません。実際に、私自身はほとんどキーワードを意識しないで記事を書いています。

一方、キーワードで上位表示を狙うアフィリエイト手法においては、キーワード戦略は非常に重要になります。

今回は、後発組アフィリエイターがキーワードを探すならばどのような戦略を取るべきか、について考察してみたいと思います。

そもそもキーワードは考えるものではなく、探す(見つける)ものだと思います。自分で考えることには限界があります。ターゲットに100%なりきることは不可能なので、考えるよりも探した方が早いと思います。

キーワードを探す方法は様々です。ありきたりですが、商品やサービスのサイト(販売ページ)から探したり、Q&Aサイト(ヤフー知恵袋、教えてgoo、OKWave、人力検索はてな)から探したり、市販されている雑誌(専門誌)から探すなど、色々あります。

キーワードを見つけてきたら、そのキーワードで記事を書くか、サイトを作っていきます。

100個の切り口で記事・サイトを作る

一つの商品・サービスに対して、少なくとも100キーワードくらいは、見つけてきましょう。それだけで、100コンテンツ(100記事or100サイト)を作ることができます。

この時点では、できるだけ似たようなキーワードは避けます。一例ですが、「激安」と「最安」は似ているので、どちらかにします。類似キーワードは、アクセスが見込めるとわかってから作ります。

あなたがアフィリエイトしたい商品・サービスに対して、100個の切り口を見つけるということです。その100個の切り口に沿って、コンテンツや記事を入れていきます。

アクセス解析の上手な使い方

ここからアクセス解析の登場です。アクセス解析を、たんなるアクセス数の確認に使っているだけの方が多いですが、大切なのはアクセス数よりもアクセスキーワードです。

あなたのサイトにアクセスしてきたユーザーが打ち込んだキーワードこそが重要なヒントになります。そのキーワードこそが、リアルなユーザーの”想い”です。

あなたが見つけてきた100個の切り口(キーワード)に対して、ユーザーがどんなキーワードでアクセスをしてきたのか?どんなキーワードで、どのページにアクセスしてきたのか?そのキーワードに対する答えは、自分のコンテンツの中にあるのか?(なければ作るべきです)そして、どのアクセスキーワードで成約したのか?

これらの情報は、あなただけのものです。あなたのサイト(ブログ)とアクセス解析から得られた、生の情報です。この情報を元に、更にコンテンツを充実させていきます。

横展開と縦展開(深掘り)

コンテンツの充実方法は2つあると思います。横展開と縦展開(深掘り)です。横展開とは、実際に検索されたキーワード(アクセスキーワード)を元に、似たようなキーワードを探してきて、それに対するコンテンツを作っていく方法です。

たとえば、「ウォーターサーバー、赤ちゃん」でアクセスがあった場合は、「水質、赤ちゃん」「水質、乳幼児」などのキーワードでコンテンツを作るということです。※一例です。

縦展開とは、実際に検索されてアクセスされたページのコンテンツを、さらに充実させる(情報を増やす、加筆する)方法です。サイト内のリンク(内部リンク)を調整するなどして、ユーザーがスムーズに求める答えにたどり着けるように工夫することも必要です。

以下の図をご覧下さい。

島と橋の関係

キーワード 島と橋の関係

成約に結びついたキーワードがわかれば、それは、ユーザーの”思い”(キーワード)に対して上手に橋渡しができた、ということです。

さらに多くのユーザーを、アフィリサイトに橋渡ししてあげるために、橋の幅を広くしたりして強化(キーワードを増やす=横展開)したり、橋を渡った先の島の居住性を快適にします(コンテンツの充実=縦展開)。そして、最終的に、本島である商品サイト(公式ページ)へユーザーを誘導してあげるわけです。

キーワードの横展開と縦展開は、コンテンツを追加する際のポイントになります。これらを意識するだけで記事を追加する作業がシンプルかつ簡単になり、結果的にさらにアクセスを増やすことができるようになります。

当たりがでるまで様々なキーワードでサイトを作る

キーワード戦略中心の手法においては、上位表示されることが非常に重要になります。ではどうすれば上位表示できるのか?これは相対的なものなのでコントロールすることは難しいです。結局、当たり(上位表示)が出るまで、様々なキーワードでサイト(記事)を作り続けるしかありません。

しかし、100個のキーワードでサイト(記事)を作れば、いくつか当たりがでてくるはずです。当たりが全く出ない場合は、そもそもキーワード選定が間違っている可能性があります。

100記事or100サイトですが、1日1コンテンツを書いていけば、3ヶ月くらいで達成できます。100コンテンツ目を書くころには、少しずつロングテールによるアクセスが発生し始めます。

もし、100コンテンツ作成しても、ほとんどアクセスが増えない場合は、切り口の選び方が悪すぎることが原因です。似たような切り口で記事を作ったり、コンテンツが似通っている、コピペコンテンツである、コンテンツに気持ち(想い)が入っていない・・・なども、ダメです。

100個の切り口(キーワード)を考えたら、一つ一つのキーワードに対して、真剣に記事を書いて下さい。良質な記事は、放っておいても誰かに見つけられ拡散されます。結果として徐々にアクセスが増えてきます。

さらにアクセス解析で発見した新しいキーワードで、コンテンツ(記事)をどんどん追加していきます。これらを継続することで、より濃いアクセスを集めることができるようになります。

  1. 100個の切り口に沿ってキーワードを考える
  2. キーワード毎にコンテンツを作成していく
  3. アクセス解析で得られたデータを元にキーワードを増やす
  4. 増やし方は「横展開と縦展開」

複雑な作業は一つもありません。