最近のトレンドである「ミニサイト」
先日、ミニサイトに関するご質問をいただきました。
山本様はミニサイト作りは考えておられないのでしょうか?
ミニサイトは実際どうなのでしょうか?
山本様が実践されてるパワーアフィリエイトとミニサイト、迷っています。
ミニサイトはここ最近のトレンドですね。Wada-blogの和田亜希子さんが提唱されている手法です。メインサイトのコンテンツの一部をスピンオフさせて専門性の高い小型サイトを作るやり方です。
ミニサイト提唱者の和田亜希子さんは『ほったらかしでも月10万円! ミニサイトをつくって儲ける法』という書籍も出版され、”ミニサイト”がちょっとしたブームになりつつあります。
ミニサイトについて詳しく知りたい方は、まずはこちらのPDFファイルをご覧になると良いと思います。
- ブログ記事リサイクルでミニサイトを作ろう!(PDF60ページ)※リンク切れ
今年のブロガーフェスティバルにてWada-blogの和田亜希子さんがミニサイトに関する講義をされたときに使われたPDF資料です。PDF内では様々なミニサイト事例が紹介されていて、非常に参考になる資料です。
ミニサイトのメリットとは?
「ミニサイト運営」のメリットは以下の3つに集約されます。
- マネタイズしやすい
- ニッチテーマに特化しやすい
- 短期間で完成させることができる
2番目の「ニッチテーマに特化させやすい」ことが、特定の情報を探しやすいという訪問者のメリットにつながります。
和田さんも述べられているようにミニサイトは「企画が命」です。単にメインブログの一部をスピンオフするだけでは、マネタイズできるミニサイトは作れないでしょう。「“勝てる”“充実コンテンツ”」を「作れる所まで絞込む」ことこそがミニサイト作りには欠かせません。
和田さんのPDF資料を読めば、一つのミニサイトを作るために非常に緻密なリサーチ、ターゲティング、コンテンツ構成などを検討されていることがわかります。ここまでの作業をしているからこそ和田さんのミニサイトは成功(マネタイズ)できているのだと思います。
サイトを作品と捉え、サイト作りを楽しめる方には向いている
ミニサイトは「サイト制作」が好きな人には非常に向いている手法です。1つ1つのサイトを短期間で完成させていく過程は、工芸品などの作品を手作業で組み立てて完成させることと似ていると思います。ミニサイトは「作品」です。
和田さんのミニサイト群を見ていると、和田さんが匠(たくみ)に見えてきます。確かな技術を持ち一つ一つの作品(ミニサイト)を仕上げていく姿はまさに現代の名工です。和田さんはきっとサイト制作が大好きなのだと思います。
和田さんと同じように「サイト制作」の過程(企画〜作業〜完成)を楽しめる方は、ミニサイト手法は合っているのではないでしょうか。
私がミニサイトを作らない理由(ワケ)
私は運営するサイトを「作品」というよりも「メディア」と捉えています。自身の作品をたくさん作って世に出すよりも、影響力のある「メディア」を運営することに喜びを感じます。
テーマに特化した少数のメディアを長期に渡って運営するというイメージです。メディアですので「完成(完結)」はありません。定期的に情報を発信し続けます。アフィリエイト戦略思考ブログも「メディア」という位置づけで運営しています。可能であれば10年20年と情報を発信し続けたいと考えています。
私が「ミニサイト」を作らない理由は、ミニサイトが長期的に情報発信を続けるメディアではなく完結型サイトだからです。手法の優劣ではなく、方向性の違いです。
作品を作り続けることに喜びを感じることができるならば、ミニサイトに代表される完結型サイトをたくさん作れば良いと思います。一方、メディアとして長期的に情報を発信し続けることが楽しいならば、1つのサイトを大きく育てていく方法を採用すれば良いと考えています。
手法の優劣を考えるよりも、どちらのやり方が自分に向いているかを考えてみると良いかもしれません。