キーワードスキルは集客スキルの1つにすぎない
キーワードに関するお問い合わせを多数いただいています。
私が実践するパワーアフィリエイト戦略においては、キーワードはそれほど重要ではありません。ターゲットにとって価値のある記事を書き続ければ、必要なキーワード(検索されるキーワード)は自然と記事内に含まれるからです。私自身、ほとんどキーワードを意識せずに記事を書いています。
パワーアフィリエイトにおける集客ノウハウについては、以下の記事をごらんください。
一方で、ペラサイト戦略やトレンドアフィリエイトでは、キーワードは非常に重要な要素となります。検索エンジンからの集客を大前提としたアフィリエイト戦略においては、適切なキーワードを拾い出すスキルは欠かせません。
特定のキーワードで上位表示させることが戦略の重要な要(かなめ)となり、上位表示させるためにペナルティ覚悟で多くの被リンクを付けたり、サイトを量産することでペナルティのリスク回避をおこなっています。
キーワード戦略=狙ったターゲットを集客できるスキル
今回は、ペラサイト戦略や量産アフィリエイト戦略を実践しているアフィリエイターが、どのようにキーワード戦略を捉えればよいのか?について書いてみたいと思います。
私の考えるキーワード戦略スキルとは、自分が集めたいターゲットを、ネット上から思いのままに集めることができる技術(集客技術)の1つであると捉えています。これができれば何でも売れます。
属性の濃いターゲットを集め、彼らの望むものをそろえることができれば、ほとんど自動的に(右から左へと)売れていきます。しかも、購入したユーザーからは、感謝されます。
もちろん、ネットマーケティングには、キーワード戦略スキル(集客スキル)以外にも重要な要素がいくつかあります。コピーライティングスキルも必要ですし、デザインスキルも無いよりはあったほうが良いと思います。でも、少なくとも狙ったターゲットを集客できなければ、コピーライティングもデザインも、全て無駄になります。
極論ですが集客スキルが身につけば、本当に一生食べていけるのではないか?とすら思えます(決して大げさではないと思います)。
たとえ、一文無しになろうと、ネットに繋がった1台のパソコンと正しいキーワード戦略さえ身に着けていれば、ゼロからお金を手にすることが可能であると確信しています。
エスキモーに氷を売る必要はない
『エスキモーに氷を売る』というマーケティングの書籍がありましたが、私たちはわざわざ苦労してエスキモーに氷を売る必要はありません。
心の底から氷を欲しているターゲットを集めて、「どうぞ」と提供すれば良いだけです。これが私のイメージしているアフィリエイトです。
ユーザーが欲しい物を、欲しいタイミングで提供してあげる、これができれば、ビジネスは成功したも同然です。そのためには、絶対的に、氷が欲しいユーザーを集めるスキルが求められます。つまり、キーワード戦略(集客スキル)です。
キーワード戦略を構成する4要素
私の考えるキーワード戦略は大きく4つに分かれます。
- 商品・サービスを知る
- ターゲットを深堀りする
- キーワードを選定する
- キーワードに対する答えを返す(コンテンツ)
紹介したい商品を良く知ることからスタートし、その商品にマッチしたターゲット(属性)を見極め、ターゲットが打ち込むであろうキーワードを選定し、そのキーワードに対してコンテンツとして答えを返してあげる。これらをひっくるめてキーワード戦略と捉えています。
商品を詳しく知らなければターゲットを絞り込むことができません。その商品を心の底から欲している人々=ターゲットです。その商品を手にすることで幸せになれる人々=ターゲットです。「これこそ、私が探していたものだ!」といってくれる人=ターゲットです。
ターゲットが定まれば、キーワード選定に移行します。
正しいキーワード選定とは?
正しいキーワード選定とは、ターゲットの明確な意図(意思)を汲み取ったキーワードを選ぶ(拾う)ということです。Yahoo!やGoogle検索を使って何かを調べる人は、必ず意図を持っています。その意図は様々であり、人それぞれです。
私達アフィリエイターが集めるべきユーザーは、商品・サービスを購入してくれる可能性の高いユーザー、つまり濃いターゲットです。さらに言えば、目的を達するためにはお金を支払うことを厭(いと)わないと考えているユーザーです。
私達が拾うべきキーワードは、彼ら(ターゲット)が打ち込む可能性の高いキーワード、ということになります。狙うべきターゲットが打ち込むキーワード、すなわち”意図が明確なキーワード”です。
明確な意図とは?
明確な意図とは、
- 絶望的な悩みを抱えおり
- 時間的制約(切羽詰まった状況)に置かれていて
- なおかつ問題を解決することに対してある程度の出費を厭わない
という状況のことを指します。
- 今すぐ問題を解決したい!
- とにかくなんとしてでも状況を改善したい!
- ○日までにこの悩みを解消しなければいけない!
- そのためには、多少の出費(コスト)は覚悟している!
こんな状況に置かれたターゲットを集めることができれば、アフィリエイトはシンプルになります。
- 「あなたの求めているものは、これですね?」
- 「あなたの悩みはコチラで解決できますよ。」
たったこれだけで商品が売れます。
ターゲットの悩みや怒り、苦しみ、悲しみ(叫び)が、検索ワードとして顕在化したものが、意図の明確なキーワードだと考えます。
- お金を払ってでも解決したい!
- 期限が迫っていて、今すぐ解決したい!
- 緊急性が高い!
- 切羽詰まっている!
- 絶望感を抱えている…
まさに本気度の高いユーザーと言えます。単に情報を集めたいユーザーとは、一線を画しています。彼らが実際に打ち込むキーワードこそ、意図が明確なキーワードと言えます。
キーワードを掘り下げていけば、本気度の高いキーワードが見つかる
悩みが深い分だけ、キーワードは複雑になります。例えば、Yahoo!の虫眼鏡キーワードを深く深く掘り下げていく。そこで発見した複合キーワードは、本気度が高いのではないでしょうか?悩みが深い=キーワードも深い、のではないでしょうか?
単一キーワード(ビッグキーワード)では、ターゲットの悩みの深さは決してわかりません。もちろんアクセスは少なくなります。しかし本気度が高いため、少ないアクセスでもコンバージョン率は高まります。
自分の悩みや疑問を言語化できないユーザーも多数存在すると思います。彼らはどのような言葉で検索をするのか?これがわかれば、濃いアクセスを集めることができるようになります。
アクセスに対し、コンテンツで正しい答えを返してあげれば、自然とコンバージョンします。
長くなりましたので、続きは次回の記事でアップします。