『アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則』を古本で購入した
本日は書籍のご紹介です。中村貞文さんの『アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則』です。
中村貞文さんといえば、リスタートアフィリエイト商材の著者(ノウハウ提供者)ですね。リスタートアフィリエイトは、売れ行きも好調のようで、ランキングでも常に上位に入っている商材です。
そのノウハウ提供者である中村さんが、約1年前(2013年9月1日)に出版した書籍です。
- アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則
- 価格:1,512円(Kindle版は1,260円)
昨日の会社帰りに、たまたま寄ったブックオフで書籍を見つけて購入しました。購入価格は510円です。古本なので1000円オフです。
現在販売中のリスタートアフィリエイトのノウハウのベースになっている書籍です。書籍そのものは、1時間程度でサクッと読めます。検索キーワード戦略に焦点を絞り、詳しく解説されています。
私自身、キーワード戦略についてはとても興味があり、キーワードスキルを極めることをアフィリエイトビジネスの最大の目標の一つとしています。過去にも以下のような記事を書いています。
アフィリエイト書籍としては「良書」
総評ですが、アフィリエイト書籍としては良書です。1500円程度(私は500円で購入)の投資に対しては、十分なリターンがあるでしょう。上位表示しやすいニッチなキーワードを拾う(考える)方法が、詳しく解説されています。キーワード選定方法として8つの法則が紹介されています。
ただし、初心者向けです。中級者以上のアフィリエイターにとっては、それほど得るものはありません。
それから、この書籍だけでアフィリエイトをスタートして軌道に乗せることはできません。なぜならこの本は、様々なスキルの中のキーワード選定スキルにのみ焦点を当てて執筆された書籍だからです。
アフィリエイトは、様々なスキルが要求されます。サイト作成スキル、商品選定スキル、キーワードスキル、ライティングスキル、SEOスキル等々。これらのスキルをトータルで学ばないと、なかなかアフィリエイトビジネスは上手くいきません。
本の概要は「ニッチキーワードを攻略しよう」
書籍の内容を一言で要約すると、「ニッチキーワードを攻めろ」ということになります。
成約できるキーワードについてではなく、上位表示しやすいキーワードについて語られているにすぎません。
ビッグキーワードしか頭にない初心者アフィリエイターにとっては、目からウロコだと思いますが、大半のアフィリエイターにとっては目新しい内容ではありません。LFM−TVなどでも再三述べられている「キーワードを俯瞰する」ことと、内容は全く同じです。
しかも大切な要素が抜け落ちている(orあえて伏せてある?)ため、このノウハウを鵜呑みにしてしまうと、かえって上手くいかないのでは?と懸念されます。
この本で語られていない重要なポイントとは?
書籍で述べられているキーワード選定の目の付け所は、私が過去の記事で取り上げた内容と本質は同じです。
ただ、大切な要素が、この本では語られていません。それは、成約するキーワードを選定することの重要性です。
書籍では、上位表示にこだわったキーワード選定法が語られています。ライバルが不在、もしくは少ないキーワードをいかに見つけるか?という点に重点が置かれており、ニッチなキーワードを見つけることができれば上位表示できて、成約できる…と楽観的に書かれています。
たしかに、ニッチなキーワードでサイトを作れば、そのキーワードでは上位表示はできるでしょう。ただし、上位表示しても成約するとは限りません。むしろ、上位表示したのに、ほとんど成約しない…という可能性のほうが、はるかに高いです。
狙ったニッチキーワードで成約させることは、至難の業です。アフィリエイト上級者ですら難しいスキルでしょう。
ニッチキーワード ≠ 成約しやすい
ニッチなキーワード=上位表示しやすい であっても、ニッチなキーワード=成約しやすい ではないということです。ここを履き違えると、ニッチなキーワードで一生懸命サイトを作ってもほとんど売れない…という状況に陥る可能性があります。
重要な事は、上位表示できれば成約する可能性の高いと思われるキーワードを狙うということです。しかし、成約しやすいキーワードというのは狙って当てるとこは困難です。それこそ100キーワードを狙って作っても、当たるのは多くて10個程度、というのが現実ではないでしょうか。
ビッグキーワドでない限り、どのニッチキーワードが当たる(成約に結びつく)かは、実際に作ってみなければわかりません。だからこそ、様々なキーワードでサイトを作ったり、記事を書いたりするわけです。つまり、ニッチキーワード戦略には、圧倒的な量(量産)が求められるということです。残念ながらこの点は、書籍内でひと言も語られていません。
長くなりましたので、次の記事に続きます。