ウェブマスター向けガイドラインを読んでいますか?
極めて重要な”Googleのウェブマスター向けガイドライン”
コンサルを開始して非常に驚いたことがあります。それは大半のアフィリエイターが、Googleのウェブマスター向けガイドラインを知らない(読んでいない)という事実です。 サイトアフィリ(ブログアフィリ)を行っているアフィリエイターが、ウェブマスター向けガイドラインを読んでいないとは、正直、理解しがたいです。
私たちアフィリエイター(特にサイト・ブログアフィリ)は、検索エンジンからの集客が生命線のようなものです。GoogleやYahoo!がどのようなサイトを上位表示させたいと考えているのか?このことを知らずに思い込みで自分勝手にサイトを作ることは、ルールを知らずにゲームに参加することと同じです。つまり勝ち目がないということです。
ウェブマスター向けガイドラインには、インデックスを早めたり上位表示されるための様々なヒントが記載されています。サイト制作者にとってすべて重要な項目ばかりです。一度も読んだことがない人絶対に読むべきですし、過去に一度くらいしか目を通していない人は、もう一度じっくりと読んでみて欲しいです。
ガイドラインは、定期的に更新されています。
Googleの考えを知ることの重要性
Googleの考えを知る(把握する)ことは、サイトアフィリエイターにとって非常に重要です。
- Googleはどんなサイトを上位表示させたいと思っているのか?
- どんなサイトを評価するのか?
- 逆に、どんなサイトがペナルティを受けるのか?
- Googleが考える偽装行為や不正行為とはどんなものか?
あなたは、これらの事項にすべて明確に答えられますか?ガイドラインを読めば、全ての答えが書いてあります。全てを読むのに10分もかかりません。読んでいないのであれば、ぜひ読むことをおすすめします。
品質に関するガイドラインは印刷して貼っておこう
ウェブマスター向けガイドラインの中でも特に重要な項目は、「品質に関するガイドライン」です。この項目は、プリントアウトしてデスクの前に貼っておいても良いくらいです。「品質に関するガイドライン – 基本方針」には、以下のように記載されています。
検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
ユーザーをだますようなことをしない。
検索エンジンでのランキングを上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
どうすれば自分のウェブサイトが独自性、価値、または魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
いかがですか?Googleが何を考えているかよくわかりますね。ユーザーのことを第一に考えてサイトを作成・運用すれば、Googleは評価してくれるのです。Google側を向いて作業をするのではなくユーザー側を向いて作業をすれば良いのですね。
考えてみれば、至極当たり前のことです。ユーザーにとって価値のあるサイト・役立つサイトを上位表示させることが、結果的にGoogleにとってもメリットがあるわけです。Googleは、価値のあるサイト・魅力的なサイトを上位表示させるべく、日夜、アルゴリズムの研究・実施・検証を行っているのです。
”SEOバカ”にならない
最近の問い合わせで多いのは、以下のような内容です。
「ほんとうに被リンクを付けていないのですか?」
「バックリンクサイトはないのですか?」
「SBM(ソーシャルブックマーク)はどこがお勧めですか?」
「ドメインはオールドドメインですか?」
「相互リンクはダメですか?」
そんなこと気にするよりも、もっと重要な事があるはずです。SEO対策は必要最低限でOKです。内部リンクやhタグ、タイトルタグに注意するくらいで良いと思います。最もそれらのSEO施策(内的SEO)すら、ユーザーの利便性向上のために行っている行為に過ぎません。
気にすべきことは、コンテンツです。ユーザーにとって価値のある役に立つコンテンツを充実させることです。オリジナルかつ魅力のあるコンテンツ(情報)を定期的に更新することで、サイトの評価は自然と高まります。今現在は評価されていなくても、いずれは評価されます。なぜならそれがGoogleの意志(方針)だからです。
SEO(特に外的SEO)に気を取られすぎると、本当の目的を失ってしまいます。SEOバカにならないように気をつけましょう。
ズレたSEOを教える商材や塾の”罪”
ピントのはずれたSEO施策を行っているアフィリエイターの背景には、ズレた情報を教える商材や塾の存在があるように感じます。Googleを騙(だま)して、もしくはアルゴリズムの隙間を突いて、上位表示させる小手先のテクニック(裏技)を教える商材や塾が多いですね。
これらの商材や塾が提供する「ズレた情報」によって、多くの残念なアフィリエイターが生まれているのでしょう。中古ドメインや、日本語ドメイン、人為的な外部リンク、有料リンクサービス、アンカーリンク、サイト群の作成等々・・・これらは、一時的に通用するかもしれませんが、裏技として使用する限りにおいては、いつかは通用しなくなります。
もっと、ユーザー(お客様)に目を向けるべきです。
あなたのSEO施策にやましい点はないか?
あなたが行っているSEO施策にやましい点はないですか?
Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安
もう一度上の文章を読んでみて下さい。あなたが日頃行っているSEO施策は、Googleの社員に対して自信を持って説明できますか?
もしもあなたが、有料リンクサービスを利用していたり、リンクを送るためのバックリンクサイトを大量に作っていたり、ペラペラの中身のサイトばかり作っていたら、自信を持って説明することなどできないと思います?
Googleに隠れてコソコソやっていて、楽しいでしょうか?いつ圏外へ飛ばされるかわからないので、ドキドキしていませんか?そんなビジネスやってて、やりがいを感じますか?そろそろ、そんなハッカーのようなビジネス、止めませんか?
アフィリエイトの本質に立ち返る
私の考えるアフィリエイトの本質とは、ユーザーにとって価値のある役立つ情報を提供することです。その延長線上に、アフィリリンクを乗せるだけです。
私たちが受け取るアフィリエイト報酬は、ユーザーからの「ありがとう!」の対価であるべきです。小手先の裏技的なSEOばかり気になる人は、もっとアフィリエイトの本質に目を向けましょう。