アフィリエイトを「自分年金」にする方法
自分年金とは、金融商品を活用してリタイア後の生活費を自分自身で準備することです。公的年金や預貯金で足りない部分を補完するために、オリジナルの年金(毎月お金を受け取る仕組み)を作ることを指します。その多くは配当金です。実は、アフィリエイトも自分年金にすることは可能です。
老後に必要な資金を貯めるよりも「そこそこ稼げる仕組み」を構築するほうが大事
投資雑誌でよく特集される「老後に必要な資金額はいくら?」という記事は、現実的にはあまり意味をなしません。結局何歳まで自分が生きるのかによって、必要なお金は変わってくるからです。70歳で死ぬ人は、定年退職後の5年間を生活できるだけの資金があればいいし、90歳まで生きる人は25年間の生活資金が必要です。
それよりも、生きている限りそこそこ健康な体でそこそこ稼げる仕組みを所有して、気楽に仕事を続けながらお金を稼ぐことのほうが大事だと私は考えます。その仕組を、現役世代に構築しておき、老後の自分年金として活用するのです。
- そこそこ健康な身体
- そこそこ稼げる仕組み
この2つこそが、老後の資産を構築する上でかかせない要素だと考えています。そのために今からできることをやるべきです。タバコや深酒を止め、食事に気を使い、適度な運動を怠らない。そして、定期収入が入ってくる仕組み構築に取り組む。そこそこ稼げる仕組みを作るならば、やはりアフィリエイトビジネスが最適ではないでしょうか。
今回は、私なりのアフィリエイトを活用した「自分年金の作り方」を解説してみたいと思います。
「アフィリエイト自分年金」計画
アフィリエイトを活用した自分年金とはどのようなイメージでしょうか?
老後に必要な預貯金2875万円…貯蓄より投資に移行!? 資金運用は4年連続増
京都中央信用金庫(京都市下京区)が発表した「豊かな人生を考える」調査結果によると、老後に必要な預貯金は平均2875万円で、前年調査から312万円減ったことが分かった。一方、株式などの金融商品で資金運用する回答が4年連続で増加。老後資金の備えも、金利低迷などを背景に“貯蓄から投資へ”と考える世帯も増えている様子がうかがえる。
本人または配偶者が退職した世帯の1カ月の生活費は平均22万円で、昨年より2万円減少。生活費のやりくりは大半が年金や預貯金によるもので、「利子所得による収入」という回答は、全体の0.9%(前年1.6%)にとどまる。
最近のデータでは、老後に必要な預貯金額は3000万円弱とのこと。そして退職後の生活費の平均額は22万円ということです。先にも述べたように、これらのデータ(資料)は、あまり参考になりません。持ち家の有無やローン残債、家族構成によって条件は大きく変わるし、なにより自分が何歳まで生きるかによって必要とされる金額は異なってきます。
それよりも、まずは毎月の必要生活費を想定し、支給される年金との差額を自分年金で(死ぬまで)補填するというアイデアのほうがイメージしやすいと思います。もしも毎月30万円の生活費が必要ならば、もらえる年金額を15万と想定し、差額の15万円を自分年金でまかなうということです。
預貯金はいざというとき(大病や不測の事態)のために極力手を付けないようにします。
- 自分の生活費ー年金額=自分年金で賄う金額
リタイア後も、毎月の15万〜20万円程度のアフィリエイト報酬を定期的に受取ることができるならば、預貯金を取り崩す必要はなくなります。
では、この15万〜20万円の定期収入をどのようにしてアフィリエイトで実現するか?「アフィリエイト自分年金」に最も向いている手法は、最近台頭してきたコンテンツアフィリエイトです。量産ではなく、テーマを絞ったサイトをじっくりと時間をかけて育てていく手法です。被リンクを付けていくような外的SEOは一切行わず、コンテンツの質だけでアクセスを増やしていきます。
ガチガチのブラックSEOアフィリエイトや、量産アフィリエイトは、若くて体力があるときは良いですが、60歳70歳でそれを実践することは精神的にも体力的にも厳しくなります。だからこそ、ゆるい運営でそこそこの報酬が上がりやすいコンテンツアフィリエイトをオススメします。
テーマは、普遍性のあるものが望ましいでしょう。いつの時代もニーズのあるテーマであれば、10年20年と長期運営することが可能だからです。代表的なテーマとしては、よく言われる「コンプレックス」「人間関係」そして「お金儲け」です。この大テーマの中のニッチなジャンルを狙うことが大切です。
また、今後間違いなくニーズが増えていくテーマを選択するのも良いかもしれません。「高齢化」「介護」「未婚・非婚」など。10年後、できれば20年後くらいを見据えてテーマを決めていくことが大事です。
10年以上のスパンでアクセスを増やしていくことが目的なので、今すぐ報酬が発生しなくても気にしないことです。5年後くらいに月間30万PVくらいに達していれば、マネタイズは難しくありません。
紹介する商品やサービスも時代とともに変わっていきます。それでも普遍的なテーマであれば、問題解決のための商品やサービスはリリースされます。その時代に合った商品・サービスを取り扱うことで、長期的に報酬を得ることが可能です。
記事は毎日更新する必要はありませんが、定期的に更新を続けます。 ただできるだけ体力のあるうちに更新頻度を高めて、数年スパンで500〜1000記事くらいは入れておきたいですね。サイトが評価されアクセスが集まるようになれば、更新頻度を落としても大丈夫です。可能であれば毎日更新したほうが良いですね。間違いなくアクセスは増えます。
メディアを作りアクセスを集めることができればマネタイズは可能
開始してから数ヶ月〜半年間の報酬は気にしません。5年後10年後に30万〜50万円の報酬を目指すというマインドが重要です。そのためには、とにかく早めのスタートを切り、淡々と継続することです。
アフィリエイトをやっているという感覚よりも、自分だけのオリジナルなWEBメディアを構築・運営しているという意識のほうが良いでしょう。その点においては、個人ブログ運営に近いかもしれません。ただ、テーマを絞った分だけ報酬は発生しやすいです。
特定のテーマで何年も記事を書き続ければ、ちょっとした専門家になります。その知識・経験は必ずマネタイズに活かせるはずです。極端な話ですが、自分で商品を作っても良いのです。電子書籍でも良いし、知識・経験をまとめた情報でもOKです。アクセスがあれば、一定数は売れます。
わかったブログのかん吉さんが、書籍を出すそうです。電子書籍ではなく、商業出版です。
商業出版のきっかけは、以前出版した電子書籍、そしてその前身である「ブログ」です。個人メディアを持ち、それなりのアクセスを確保できれば、あらゆる方法でマネタイズが可能になることを知っておくべきです。まずは今すぐ始めること。記事を書き始めることですね。